ホワイトヒーリング 越前加賀宗教文化街道

越前加賀宗教文化街道とは

越前加賀宗教文化街道「ホワイトヒーリング」とは

越前加賀宗教文化街道推進協議会は福井県勝山市、永平寺町、坂井市、あわら市、石川県加賀市からなり、県を越えて、この地域の宗教文化を広く広め活性化させるために生まれました。

このwebサイトは、活動を通してこの地域の貴重な文化を広く知っていただき、また実際に訪れ、感じていただくためのきっかけとして活用していただければと考えています。

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まずは、おすすめのコースをご覧ください。

日本人が忘れかけている祈りの心を呼び覚ます道

日本人は、古来暮らしの中に祈りと感謝の心を持って生きてきました。 豊作を願う心、恵みに感謝する心、平穏無事を祈る心。 宗教的な儀式を通して祈る心を満たし、また、目の前に広がる山や海、風、光に畏敬の念を抱くことで自分がその一部であることを自然と感じていました。 しかし、価値観が多様化し、便利になりすぎた現代、私たちは暮らしの中で当たり前のように持っていた神聖な気持ちを意識しづらくなっているのかもしれません。「ホワイトヒーリング」はそんな日本人が忘れかけている祈りや感謝の心を呼び覚まし、心身を癒してくれます。

霊峰白山とともに歴史を刻んだ神社仏閣や遺跡の数々

「ホワイトヒーリング」があるのは、霊峰白山の周辺に広がる福井県の勝山市、永平寺町、坂井市、あわら市、石川県西南端の加賀市にまたがる越前加賀とよばれる地域です。信仰の山として崇められる霊峰白山とともに歩んだ歴史があり、宗教的な背景を物語る神社仏閣や遺跡が点在しています。
勝山市にある白山平泉寺は8世紀に泰澄によって開かれた白山信仰の拠点で、室町時代には48社36堂6千防、8千人の僧侶を抱える宗教都市となりました。杉木立の境内は厳かな雰囲気が漂い、作家の司馬遼太郎は境内を覆う苔の見事さを著書の中で絶賛しています。

永平寺町にある永平寺は13世紀に道元によって開かれた曹洞宗の寺院。「無私唯務」の修行に励む禅道場の最高峰であり、今も多くの雲水たちが修行をしています。福井の北端・あわら市吉崎にある吉崎御坊は15世紀、浄土真宗中興の祖・蓮如上人比叡山を追われ、北陸に築いた布教拠点。現在、付近一帯は「蓮如の里」とよばれ、全国から参拝者が訪れています。そのほかにも坂井市にある真言宗智山派の寺院・瀧谷寺、石川県南端の加賀市にある大聖寺山の下寺院群など宗教的文化スポットが多くあります。

明日からの人生が楽しくなる、心が浄化される旅

静寂な空間、神々しい自然、菩提林や苔むした境内、寺院群、長い歴史に培われた祈りと寛容の心。この道を歩くと初めて訪れるのにどこか懐かしく、心が癒され、そして新しい発見があります。また、越前加賀の文化にふれることで知的好奇心が刺激され、豊かな山海の美味を楽しむことでパワーが満ちていくことを実感できます。
「ホワイトヒーリング」の聖なるスポットをめぐることは自分と対峙し、心を浄化させること。明日への生き方が前向きになり、心豊かな旅ができる道です。

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