ホワイトヒーリング 越前加賀宗教文化街道

雲水

うんすい

禅寺では修行僧を雲水と呼ぶ。雲のように場所を定めず、水の流れのようにとどまらず、ただ一心に修行を重ねることを指している。全国に約1万5000の末寺、壇信徒は約800万人という福井県の大本山永平寺は曹洞宗の第一道場であり、毎年、全国から100名を超える修行僧が入山。午前3時30分に起床し、午後21時の開枕(就寝)まで、朝夕の坐禅、読経・供養、行鉢といわれる食事、作務といわれる労働にあけくれ、そのすべてが修行となる。