曹洞宗
そうとうしゅう
中国禅宗の五家七宗のひとつで、鎌倉時代、中国で黙照禅を学んだ道元によって日本に伝えられた。道元を高祖とし、後に曹洞宗の繁栄に尽力した瑩山を太祖としている。坐禅修行と悟りは同じこととする「修証一如」と、坐禅する姿が仏そのものとする「即心是仏」という考えに基づき、ただひたすらに坐禅をする「只管打坐」を重視している。現在、福井県の永平寺と神奈川県の總持寺の両本山制をとり、国内にはおよそ1万5000の末寺、世界各国にも布教所が置かれている。
そうとうしゅう
中国禅宗の五家七宗のひとつで、鎌倉時代、中国で黙照禅を学んだ道元によって日本に伝えられた。道元を高祖とし、後に曹洞宗の繁栄に尽力した瑩山を太祖としている。坐禅修行と悟りは同じこととする「修証一如」と、坐禅する姿が仏そのものとする「即心是仏」という考えに基づき、ただひたすらに坐禅をする「只管打坐」を重視している。現在、福井県の永平寺と神奈川県の總持寺の両本山制をとり、国内にはおよそ1万5000の末寺、世界各国にも布教所が置かれている。