ホワイトヒーリング 越前加賀宗教文化街道

禅道場

ぜんどうじょう

坐禅を突き詰め、ついに仏性を得た達磨大師を開祖とする禅宗。経典より坐禅を重視し、宗派によって坐禅の方法や意味合いが異なる。臨済宗では壁を背にして坐禅をし、「公案」と呼ばれる師弟問答によって教えを受け継ぐ「看話禅」を重視する。曹洞宗は壁に向かい、ひたすら坐禅をする「只管打坐」を打ち出している。黄壁宗は壁を背にして坐禅をし、念仏を唱えることで禅的境地にいたる。現在、全国に多くの禅修行道場があり、永平寺は禅修行の最高峰。