宗教文化スポット
白山平泉寺旧境内
はくさんへいせんじきゅうけいだい
静寂の境内で中世に思いを馳せる
今から1300年前、泰澄大師によって白山の越前側登拝口に開かれた白山信仰の拠点。中世には北陸で有数の勢力を誇り、広大な境内にいくつもの堂や社、坊院が築かれたが、天正2(1574)年に一向一揆の攻撃を受けてそのほとんどが焼けてしまう。その後再建され、明治期に入ると神仏分離令で寺号を廃止し、神社となった。近年の発掘調査で中世の遺構が残されていることが判明し、中世平泉寺の全容が少しずつ明らかになっている。境内全域は「白山平泉寺旧境内」として国の史跡に指定。
住所 | 福井県勝山市平泉寺町平泉寺 66-2-12 |
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TEL | 0779-88-8113(勝山市教育委員会史蹟整備課) |