一向一揆
いっこういっき
室町時代から戦国時代、一向宗(東西分派以前の真宗本願寺派)の門徒が北陸、近畿、東海で起こした一揆。本願寺第8世・蓮如上人の教義に従う一向宗の僧侶や農民、武士、名主が結束し、戦国大名と対立を深めていった。北陸では、長享2(1488)年に加賀の一向宗徒が加賀守護勢力・富樫正親を滅ぼし、天正8(1580)年に織田信長に鎮圧されるまで約90年にわたり一国支配をした加賀の一向一揆や、越前、加賀の一向宗徒が織田信長軍と対立した越前の一向一揆がある。
いっこういっき
室町時代から戦国時代、一向宗(東西分派以前の真宗本願寺派)の門徒が北陸、近畿、東海で起こした一揆。本願寺第8世・蓮如上人の教義に従う一向宗の僧侶や農民、武士、名主が結束し、戦国大名と対立を深めていった。北陸では、長享2(1488)年に加賀の一向宗徒が加賀守護勢力・富樫正親を滅ぼし、天正8(1580)年に織田信長に鎮圧されるまで約90年にわたり一国支配をした加賀の一向一揆や、越前、加賀の一向宗徒が織田信長軍と対立した越前の一向一揆がある。