無私唯務
むしゆいむ
私心なく、唯務めるという意味。曹洞宗の大本山永平寺では、雲水とよばれる修行僧が「無私唯務」を標榜し、日々、厳しい修行に励んでいる。曹洞宗を日本に伝えた道元は坐禅の修行はもとより、あらゆる修行を仏の教えに従って行わなければならないと説いた。礼儀作法を重んじ、禅宗の清規に基づき、食事、掃除、入浴、洗面など日常生活のすべての行為が修行であり、仏の教えに従って行うところに仏が現れるとしている。
むしゆいむ
私心なく、唯務めるという意味。曹洞宗の大本山永平寺では、雲水とよばれる修行僧が「無私唯務」を標榜し、日々、厳しい修行に励んでいる。曹洞宗を日本に伝えた道元は坐禅の修行はもとより、あらゆる修行を仏の教えに従って行わなければならないと説いた。礼儀作法を重んじ、禅宗の清規に基づき、食事、掃除、入浴、洗面など日常生活のすべての行為が修行であり、仏の教えに従って行うところに仏が現れるとしている。