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道元

どうげん

鎌倉時代、日本に曹洞宗を伝えた僧。正治2(1200)年に貴族の家に生まれたが、幼いころ両親を失ったことで無常を感じ、13歳で比叡山に入山し天台僧となる。24歳の時、中国・宋に渡り、ただ黙して坐禅をすることで仏性をつかむという「黙照禅」を学ぶ。安貞元(1227)年の帰国後、京都に興聖寺を、越前に大仏寺(後の永平寺)を開き、曹洞宗の礎を築いた。著書である『正法眼蔵』には、禅修行の本質と心得を記している。 。