工芸文化スポット

九谷焼窯跡展示館

くたにやきかまあとてんじかん

現代九谷のルーツ・吉田屋窯の窯跡

大聖寺の豪商・豊田伝右衛門は古九谷に魅せられ、文政7（1824）年に九谷村（現加賀市山中）に現代九谷のルーツといわれる吉田屋窯を開窯。文政9（1826）年に山代村（現加賀市山代）の越中谷へ移窯し、以降、登り窯は昭和15（1940）年まで受け継がれた。九谷焼窯跡展示館では、その貴重な吉田屋窯跡を発掘された状態のまま公開展示している。展示棟では本格的な蹴りロクロや絵付けの体験ができる。年に数回、九谷焼の企画展を開催。