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吉峰寺

宗教文化スポット

吉峰寺

きっぽうじ

道元が『正法眼蔵』を執筆した寺院

奈良時代、白山を開山した泰澄によって創建されたと伝わる寺院。曹洞宗の高祖・道元は永平寺を開く前、吉峰寺に滞在した1年間で、仏道の根源を説いた著書『正法眼蔵』95巻のうちおよそ3分の1を記して弟子たちへ示した。現在の建物は、明治35(1902)年の道元650回忌を機に再建されたもの。本堂裏手には道元が坐禅を組んだといわれる坐禅石がある。また、永平寺50世・玄透が吉峰寺を訪れた際、坐禅石を詠んだ漢詩の詩幅が残されている。

住所 福井県吉田郡永平寺町吉峰35-2
TEL 0776-64-2536