歴史文化スポット

勝山城博物館

かつやまじょうはくぶつかん

名誉市民が築いた念願の天守閣

江戸時代、勝山市は勝山藩・小笠原氏が治めており、その居城であった勝山城には天守閣がなかった。同館は、勝山市の実業家であった故・多田清氏が平成4（1992）年に築いた天守閣のある城で、石垣から天守閣上の鯱までの高さが57.8mもあり、日本一の高さを誇る。内部は博物館になっており、創設者が全国から集めた武具や合戦図屏風、勝山出身の書家・西脇呉石の作品などを展示している。館の最上階は展望室となっており、勝山市街を見渡せる。