工芸文化スポット

勝山のまち歩き

かつやまのまちあるき

城下町が活気づく伝統の左義長祭り

江戸時代、城下町として栄えた勝山市。その中心地だった本町通りには重厚な店構えの造り酒屋や呉服屋、菓子店などが残り、街並みに情緒が感じられる。町が一層賑わいを見せるのが、本町通りで毎年2月最終土・日曜に開催される勝山左義長祭り。12基の櫓の上で赤い長襦袢姿の大人たちがお囃子に合わせて太鼓をたたく奇祭で、多くの見物客が訪れる。最近では勝山産そば粉を使ったそばに大根おろし汁をかけて味わう「勝ち山おろしそば」がグルメたちに注目され、市内の数店で提供している。