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魯山人(山代・九谷焼)

きたおおじろさんじん

明治16(1883)年、京都・上賀茂神社の社家に生まれる。篆刻、絵画、陶芸、書、漆芸など幅広い芸術分野で才能を発揮し、総合芸術家といわれる。美食家としても知られ、東京に高級料亭「星岡茶寮」を開店。使用する食器や料理を自ら創作した。大正4(1915)年秋から半年間、石川県加賀市山代温泉に滞在。九谷焼の窯元・須田青華窯で九谷焼を学んだことが、後の陶芸活動に大きく影響する。