白山信仰
はくさんしんこう
古来、農耕に必要な水を供給する山の神、航海の指標となる海の神として崇められてきた霊峰白山。養老元(717)年に泰澄が白山を開山し、山頂に奥宮を祀ると、修験道と結びついた白山信仰として急速に広まった。平安時代になると信仰は白山登拝という形で盛んになり、山頂へ至る禅定道の起点として加賀(石川県)、越前(福井県)、美濃(岐阜県)に3つの馬場が設けられた。現在、加賀馬場には白山比咩神社、越前馬場には平泉寺白山神社、美濃には長滝白山神社があり、白山信仰の拠点となっている。
はくさんしんこう
古来、農耕に必要な水を供給する山の神、航海の指標となる海の神として崇められてきた霊峰白山。養老元(717)年に泰澄が白山を開山し、山頂に奥宮を祀ると、修験道と結びついた白山信仰として急速に広まった。平安時代になると信仰は白山登拝という形で盛んになり、山頂へ至る禅定道の起点として加賀(石川県)、越前(福井県)、美濃(岐阜県)に3つの馬場が設けられた。現在、加賀馬場には白山比咩神社、越前馬場には平泉寺白山神社、美濃には長滝白山神社があり、白山信仰の拠点となっている。